なぜ開業祝いに胡蝶蘭なのか?

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開業祝いで喜ばれるものに、胡蝶蘭があります。現在では当たり前のように贈られる、いわば定番のようなものですが、以前はそうではありませんでした。現在でも大きなイベントや店舗の前にまで飾れるような規模ですと、花輪(生花のアレンジメント)などがありますが、そのような形が一般的であり、鉢物は観葉植物くらいでした。その当時も胡蝶蘭はありましたが、贈り物としてメジャーではなかったのです。またいろいろな面で派手な時代でしたので、色目も多く、そして翌日にはまた違う花が贈られてきたというのも理由の一つでしょう。このような大きなアレンジメントは、派手ですが切り花ですので長くは持ちません。開店という特別な日だけ持てばよかったのです(夕方になると客に自由に持ち帰らせたりしています)。

開業を彩るという意味では相応しいのですが、大きな欠点がありました。切り花で長くは持たないという点と、大きさです。大店舗で店の前を飾るには相応しいのですが、その大きさゆえ店内に入れてしまうと場所という問題がでてきます。レジ周りに置くと、動線を確保するのに難しいケースもでてきます。そのため贈る側も、店の大きさや開業祝いの期間などを考慮しなくてはいけませんでした。ですが胡蝶蘭が一般的なものになると、一気に流れが変わりました。

なぜ胡蝶蘭がそこまで需要があるのでしょうか?次の項からは、胡蝶蘭の特徴とそれに伴う人気の秘密をあげその魅力を語っていきます。

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